作品制作過程その5

年が明けて、作品展まで2ヶ月を切りました。
出展者の皆さんたちの制作にも佳境に入って来ました。

透明水彩絵の具とマスケットインクを使って下地作りを試しています。時間と手間がかかりますが、とにかくじっくり試すことが大事です。

そのままマスケットインクで白抜きしてしまうと、抜けたところが真っ白になってクッキリしすぎるので、先に薄く色を塗ってからマスキングです。
どこまで柔らかくするか、なかなかその加減が難しいですね。

こういった色付きの下地の上に書く文字のサイズ、ウェイトやレイアウトを決めるのには、OHPシートが大活躍。
今回はコピーしたものを使っていますが、ガッシュで文字を書くこともできますよ(水の代わりにオックスゴールを使います)。

コラージュしたパネルが出来ました。さて、どこに文字を入れましょう。何度も位置を確認する細かい作業が続きます。これもOHPシートを使っています。