竹尾ペーパーショウ出展作品

2014.9.8

2014竹尾ペーパーショウに出展させていただきました。
今年は「Subtle」をテーマに紙の持つ繊細さをもとに紙の魅力の根源を探る展示です。

ルネサンス時代の書家(Writing Master)のTagliente(タリエンテ)とPalatino(パラティノ)のふたりの写本をまずは分析して模写。

analyze

そこから文字の特徴や書き方を確認したあと、課題となった原研哉さんの文章(「白」の翻訳から抜粋)を、そのスタイルで書いてレイアウトしました。

Tagliente

用紙は竹尾さんのストラスモア ライティングレイド Nきぬ白を使用。

会場では動画と共にシンプルな構成。作品が引き立つ展示でした。(右2点は中村弘美さんの作品)

papershow

12月には大阪展が開催されます。
詳細はこちら
お時間のある方はどうぞ足を運んでみてください。

また、書籍『SUBTLE サトル|かすかな、ほんのわずかの』が現在書店にて発売中。
編・発行:株式会社竹尾
企画・構成:原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所 
定価:3600円+税
2014 年5月24日刊行 
取扱い書店http://www.takeo.co.jp/news/detail/000605.html

壁文字プロジェクト@ジム

2014.5.11

先日世田谷にあるThe Spirit Gymの壁に文字を書かせていただきました。
今回はジムの階段壁とリングの壁に大きく文章を書きました。
ちょうど大阪の大同印刷所の壁文字から1年、今回も芦屋の清水裕子さんと一緒です。
初日はまずリングへの入り方から教わりました。

当初予定していた場所とは異なり、リングの横の壁に変更になったため、急遽デザインを変更してシンプルな一直線に。壁に線を引き、ざっと下書きをした模造紙をその下に貼って、いきなり清書です。
今回は大きな平筆とアクリル絵の具を使いました。良い緊張感を持続しながら、どんどん筆を運びます。引いた線が若干曲がっていることを考慮しながら、高さを修正しつつ書きました。

しっかり読めるようにシンプルなイタリック体。完成です。黒の壁とリングの黄色い床、カラフルなロープ、青コーナーに白のペイントがとても映えました。

清水さんも当初の予定と異なり、「魂」の隣に書くことになりました。文字になる部分を残して線で仕上げていく根気と線の行方を見定める目が必要なこのデザイン。2日間かけて赤のマーカー1本で堂々と書き上げました。近くで見るとこの作品の凄さがわかります。

2日目は階段の壁です。
フリーな文字のため下書きが出来ないので、ざっと鉛筆であたりを付けて、上から下へ流れるように書きました。昨日とは異なり、書くスピードが速いので、伸びの良い黒のアクリルインクを使用。腕をとにかく大きく動かすことを意識して、リズムよく自由に楽しんで書くことができました。一番したにある黄色の文字はここのジムを紹介してくれた多摩美の学生さんの作品。そこに文字がかかるようにしてみました。

この2日間、トレーニングをする大人、子供たちの横で黙々を作業させてもらいました。サンドバッグをたたく音、2分おきになるビープ音やビートの効いた大音響の音楽、カラフルなリングの床や真っ黒の壁、それらの非日常の環境が、文字にスピリットを与えてくれたことでしょう!
とても貴重な体験でした。ジムのみなさん、本当にありがとうございました。

カレンダー

2014.3.2

昨年末、第24回チャリティ・カレンダー展に出展されたカレンダー「The world of calligraphy」に、カリグラフィー作品を7点載せていただきました。


笠井則幸さん制作、カリグラフィー作品提供 三戸美奈子、清水裕子、白谷泉、深谷友紀子、岡本紀子)

そのカレンダーが、2014年第65回全国カレンダー展(主催・一般社団法人日本印刷産業連合会/(株)日本印刷新聞社)の第3部門(販売用および既製カレンダー)で銀賞をいただき、先日賞状が届きました。
カリグラフィー作品を多くの方にご覧いただく機会となり、感謝しています。